脳動脈瘤流体解析ソフト

脳動脈瘤流体解析ソフト(CFD/Computational Fluid Dynamics)

数値流体力学(Computational Fluid Dynamics)を用いて脳血管の流体を計算し、ステントが疾患に与える影響をシミュレーション可能な脳動脈瘤流体解析ソフトの開発に着手しました。背景には、CFDソフト機能のほか、頭蓋内ステントを留置する脳血管径が一定でない(遠位端が小さく、近位端が大きい)ので、ステントを留置すると最大長より実際よりも長くなる可能性があり、現状では留置位置を医師の経験のみで行っている現状があります。開発したソフトでは、IT技術を用いて各種予測できる機能が搭載されており、ステントのサイズ別(長さ・径等)の留置前・留置後の正確な位置を対象疾患個別にシミュレーションすることが可能となり、デバイス戦略構築と脳血管分岐部での血流推測、脳動脈流の血管壁に対する圧力変化などが視覚的に捉えることにより、臨床学的推測を補助できる機能を取り込めます。この様なIT技術を用いる治療戦略は、今後も医療の進化には必要欠であると考えております。
ソフトの開発には、エンドユーザーである先生方より、臨床上必要なインプットをご教授いただき、最適なアルゴリズムにてソフトを開発して各種バリデーションを実施しました。同領域で多くの研究者が用いている市販された数値流体力学シミュレーションソフトは、医学的評価用には作られておらず、工業的シミュレーションが目的で有り、解析には、専門的知識、技術と費用が必要であるのが現状であります。
弊社の脳動脈瘤流体解析ソフトは専門的に構築され、知識の無くても簡単に、誰でも解析できることを目的としました。また、この脳動脈瘤流体解析ソフトを用いて手術前に適切な製品の選択及び留置場所、留置後の数値流体力学的評価が可能になります。

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